まぁそんなとこだ。
餅は餅屋
自動車業界に身を置く一介のサラリーマンである不肖・リトルサカモト。
メーカー様の要求に応えるべく、仲間と知恵を絞り出す日々。
その後、我らの血や汗が、自動車という完成品になり、街を走る。
そして、誰かの人生を少しでも豊かに、そしてシアワセにしてくれたらと願う。
というのは、外の人向けの模範解答。
本当は品質と予算、そして納期に追われる日々。
新車が街に出ても、こちとら次なる車種の開発に取り掛かかっている訳。
そんな業界にあって、やっぱり得意分野が分かれてくる。
こういう部品なら、あの部品メーカーさんがピカイチ。
こういう設計をやらせたら、あの設計メーカーさんが必ずまとめてくる。
こういう素材なら、あのメーカーさんしかない。
・・・となる。
それは各社が磨きに磨いた技術力の差であり、企業努力の賜物。
実際は、最も似たようなメーカーひしめくサプライヤーチェーンなので、切磋琢磨せざるお得ないだけなんだけど。
そんな車作りの能動側にいて、我が愛車はJB23・ジムニーXG。
古い設計のジムニーにして、さらに廉価版。
廉価版だから、スピーカーもラジオアンテナも着いてなかった。
窓ガラスも素ガラスで、シートが日焼けする仕様。
それでも、シフトノブ以外は純正品。
ジムニーという車種なので、イジろうと思えば、イジり倒せる。
3rdパーティーからの改造部品がテンコ盛りだから。
なので、イジってもいい。
でも、イジらない。
だって、純正品は、日々同じ部品を作りまくっているプロ集団が、仲間と知恵を絞り出し、血と汗を流した部品な訳。
他の部品との接合精度や走行中の振動まで考慮して作ってる訳。
街の業者が、金に糸目をつけず、納期もたっぷり使えば、そりゃ良いモノが出来るだろう。
でも、餅は餅屋。
その道のプロは、存在する訳。
ということで、不肖・リトルサカモト。
愛車・ジムニーは未だノーマルを維持しているのです。
というのは、実は言い訳でして・・・。
雑巾を絞ったうえに更に絞られたシガナイ自動車サプライヤーの一社員であるわたくし。
お小遣いベアも、リーマンショックから据え置きレベル。
40歳になれば、ワインとかテイスティングできる大人なれると勘違いしてたゼ。
そりゃ、欲しいマフラーだってあるサ。
レカロシートだっていいなぁ。
でも、次の車検までには、恐怖のタイヤ交換が来てしまう訳。
知っちゃいたけど、175/80R16。
無駄にデカくて、どんだけ高いんだ。
まぁ、そんな感じだ。
おれ、キャンピングカー買いたい。
夢。
確かに不惑になれば、嫁とクルージングしてるイメージがあったな。
ドラえもんはまだ出来ないし、思い通りにならないな。
なやみだらけだ。
そんな素も、時にはさらけ出す当ブログ。
愛読者は、そんなとこもはまってるわけ。
追伸:前回、蔵田先週末からコメント来てるぞ。スゲーな。